よくある質問とトラブルシューティング

CrystalDiskMark 利用時のよくある質問と解決方法です。

最終更新:2025年3月。

ネットワークドライブが表示されない

CrystalDiskMark を管理者権限で実行すると、ネットワークドライブは表示されません。ネットワークドライブ(割り当てドライブや UNC パス)をベンチマークするには、管理者権限なしで CrystalDiskMark を実行してください。

UAC ダイアログ:

  • はいをクリック → 管理者権限で実行 → ネットワークドライブは非表示。
  • いいえをクリック → 標準ユーザーで実行 → ネットワークドライブを選択可能。

他ソフトと結果が違うのはなぜ?

主な理由は次のとおりです:

  • テストデータ:ランダムデータとゼロフィル(0fill)で SSD の挙動が変わる場合があります。CrystalDiskMark はテストデータを変えられますが、他ツールは 0fill のみのこともあります。
  • テストファイルのサイズと位置:ドライブ上のどこにどのサイズで置くかでスループットが変わります。
  • 断片化:HDD や一部 SSD では断片化が結果に影響します。
  • コントローラと CPU:IDE(PATA)、SATA、RAID、SCSI、NVMe のコントローラや CPU 速度も結果に影響します。

CrystalDiskMark と他ツールで数値が違うのは普通です。比較するときは同じツールと設定を使ってください。

ベンチマークが失敗する、テストファイルが作成できない

選択したドライブにテストファイルを作成する権限が不足していることが多いです。CrystalDiskMark を管理者として実行してください(右クリック → 管理者として実行、または UAC で「はい」)。管理者で実行するとネットワークドライブは非表示になります。ローカルドライブでは管理者実行で「失敗」や「アクセス拒否」が解消されることが多いです。

重要な注意事項

MB/s:CrystalDiskMark の「MB/s」は 1 秒あたり 1,000,000 バイト(10進)を意味し、1024×1024 ではありません。

バージョン互換:ベンチマーク結果はメジャーバージョン間(7.x と 8.x と 9.x など)で互換性がありません。比較時は同じメジャーバージョンを使ってください。

SSD・USB の消耗:CrystalDiskMark はテスト中に多くの書き込みを行い、SSD や USB メモリの寿命を縮める可能性があります。耐久性が気になる場合は控えめにご利用ください。

どのテストサイズを使う?

デフォルトは 1 GiB で、多くの SSD・HDD で問題ありません。遅いストレージ(USB 2.0 フラッシュ、古い HDD、ネットワークドライブなど)では 64 MiB や 128 MiB など小さめにすると、妥当な時間で終わります。高性能 NVMe では 1 GiB 以上で持続性能が出やすく、32 GiB など非常に大きいと時間と空き容量を多く使います。

目安:選択するテストサイズ以上の空き容量があることを確認してください。

管理者で実行すべき?

ローカルドライブ(C:、D: など):「アクセス拒否」やテストファイル作成不可でベンチマークが失敗する場合は、CrystalDiskMark を管理者として実行してください(右クリック → 管理者として実行、または UAC で「はい」)。

ネットワークドライブ:管理者権限なしで実行してください(UAC で「いいえ」)。管理者で実行するとネットワークドライブはドライブ一覧に表示されません。

SSD の結果が想定よりかなり低い。なぜ?

考えられる原因:

  • ドライブ・パーティションの選択ミス – SSD を選んでいるか確認。HDD やネットワークドライブを選んでいないか。
  • SATA と NVMe – SATA SSD は約 550 MB/s が上限。NVMe 速度を期待しているなら、NVMe ドライブで NVMe スロットに装着しているか確認。
  • PCIe リンク速度 – スロットや BIOS 設定で PCIe x2 や Gen3 になっている場合があります。BIOS と M.2 スロットを確認。
  • バックグラウンド処理 – ウイルス対策、Windows Update、他アプリがテストを遅くします。終了して再実行。
  • ドライブがほぼ満杯・SLC キャッシュ枯渇 – キャッシュが満杯やほぼ満杯だと遅くなる SSD があります。空きを確保して再実行してみてください。

結果を保存・コピーするには?

メインメニューのファイル(または同等)に、コピー(テキストでクリップボードへ)や画像として保存(結果のスクリーンショット)などの項目があります。エディションやバージョンで表示名は異なります。コピー後はフォーラム、文書、表計算に貼り付けできます。

フルベンチマークはどのくらいかかる?

テストサイズ、実行回数、ドライブ速度によります。デフォルト設定(1 GiB、5回)では、高速 NVMe なら 1〜3 分程度で終わることもあります。遅い HDD や USB ではかなり長くなります。遅いストレージで手早く結果を見たい場合は、テストサイズを 64 MiB や 128 MiB など小さくしてください。

SSD で CrystalDiskMark を実行して安全?

たまに使う分には問題ありません。ベンチマークはテストファイルの書き込み・読み取りを行い、ドライブの書き込み耐久を消費します。1回や数回の実行は問題なく、毎日何時間も連続で実行し続けると SSD の寿命を縮める可能性があります。通常のベンチマーク(新規インストール後やドライブ比較時)では心配しなくて大丈夫です。

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